映画「20世紀少年」横浜・ムービル

もう、本当に、原作のマンガの画に、こだわった映画。
だが、最初のOPタイトルは、「ケイゾク」的なコラだったり、
「王様のキャンペーン旗」「数は少ないけど、出稼ぎ外国人」などを、
入れ込んでて、堤色を出してみるテスト。
たぶん、「やむおち版」のDVDが出るんじゃないかなぁ〜。
本当ね、あのマンガの止め絵(マンガだから当たり前だけど)には、適わないよ。
大体、連載中の一話の最後のページが、どんでん返しだったり、
新展開だったりするじゃない?
で、来週とか次回の連載を読まなきゃいられなくなるような気分になるあの感じ。
あれは、連続的に話が続いていく映画では、中々表現できないよね。
今回で言うと、「成田に爆破を止めに行ったが、子供の頃、成田はない」
ってやつとかね。でも、ドキッとするところは、あったよ。
「ケンヂの子供の頃の役やってる子役が、唐沢にそっくりすぎ」とか、
「ピエール一文字(竹中直人)を刺しに行く、田村マサオ(ARATA)の迫力」
このシーンって、マンガでも、ゾクッとするけど、映像でも、うぉっとなる。
でも、ピエール一文字(竹中直人)が刺された後、
「ものすげえ、痛ぇえええ〜!」って、竹中さん言ってるよね。(笑)
「敷島ミカ(片瀬那奈)のピンクな看護婦からのゾクッとする台詞」もいい。
あと「ニセ2足歩行ロボの足元の描写」は、マンガを超えて「えっ?」ってなるね。
てかね、一番、ドキッとしたのは、やっぱ、少女時代のユキジ役の松元環季(ハナ)
ものすごく似合う!ものすごくかわいい!
てか、女の子だてらに強い役が2件続くなんてね。
でも、強いより、かわいいが勝ってるけどね。
最後に付いていたBTTF並みの2部の予告編もいい感じ。
特に、高須(小池栄子)に、うおっと。
でもね、カンナは、あれだなぁ〜。
彼女は、「ドリームメーカー」といい、何回もシンデレラ(抜擢)に成り過ぎていて、
新鮮味がなさすぎる、俺的に。