ノルウェージャン・フォレスト・キャットとアイドルヲタ

池袋のロフトのペット売り場にいた僕のアイドル猫
ノルウェージャン・フォレスト・キャットちゃん”
もう、本当に美人だし、少し高貴だし、雅チックな猫だなぁ〜と思って、
そのペット売り場に何回も通ってました。
しかし、僕は、いつもと同じ感じで、遠くから眺めているだけの人。
先乗りしている(ただ、先にいるとも言う)OL風な人たちは、携帯とか鍵とかを、
ガラスの前で振ったりして、猫さんから、レスをもらってる・・、うらやましい。
「今度、ボードでも作ってくるか!」なんて、自分で自分のウケをとったりして、
自分の消極さを嘆いたりして・・・・・。
で、一昨日くらいに、また、ロフトに会いに行った。
「あれ?いない」ガラスの部屋の中には、猫が入れるチューブ状の遊び道具が
あるのですが、そこで、寝てるんだと思って覗いたら、
「・・・・・・、いない」もしかして、と思って、猫のプロフィール表を見たら、
「○○さん家に、お世話になることになりました」の文字が・・・・・・・・。
兆候はあった。その日の2日前に見に行った時、少し猫ちゃんの値段が下がって
いた気がした。(その辺あやふやなんですが、そう、思った)
「あれ?安くなった?」と思って、なんか、複雑な気がしたんですよ。
そしたら、こんな結末。(”こんな結末”って言っても、こうなるのが普通だけど)
・寝ている時が多いのが猫だが、この猫は、僕が見に行く時、ほとんど起きてた。
・寝ている時も、お腹がピクピクしていて、かわいかった。
・一回だけ目があった気がした。
・「気に入ってくださったら、抱けますよ」という貼り紙を見つけたけど、
そんなこと嘘でも言えなかった。
・「さよなら」を言いたかった。
・その日、ちょっと、落ち込んだ。
う〜ん、アイドルヲタって、一生これの繰り返しかな。
でも、僕は、すぐ、「次の猫は、どういう猫かな?」と、気持ちを、
切り替えました・・・・・。