映画「なくもんか」

宮藤官九郎は、ハズさんなぁ〜。
クドカンの書く脚本の笑えるところの真髄は、
“それ、言い方やん”とつっこみたくなる“言い方”芸ですよね。
で、主演の阿部サダヲが、その“言い方”芸をやるべく
生まれてきたような「フラ」を持っていて、おもしろさを倍増させています。
さらに、ブラックジョークとは相反する“言い方”芸が、
やさしさや、あたたかみを生み、
この映画を、観ておいてよかったと思わせていると思います。
今回、竹内結子さんが良かった。
やさしくて、お人よしの役の阿部サダヲより、
さらに、やさしさが溢れている役で、すごく母性が感じられて、いいなぁ〜と。
そういえば、竹内さんは、母ですもんね。
設定で、おもしろかったのは、どう見ても、ABブラザースを意識している
“金城ブラザーズ”という設定。
アニ(塚本高史)の役名は、大介だし、「おもいッきりDON!」やってるしさ。
あと、笑ったシーンは、“ソース”と“デブ待ち”(笑)
【公式サイト】

映画「なくもんか」オリジナル・サウンドトラック

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なくもんか OFFICIAL BOOK (ぴあMOOK)

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